ナスカとフマナ平原の地上絵(ペルー)

考えたところで結論が出るわけではないが、目の当たりにすると考えたくなるのが人情でもある。古代エジプト時代から星を結んで「形」としてみることがあったというから、ライヘの言う「星座」というのはうなずける。
一筆書きの絵は儀式説がもっともだと思う。地上絵が残っているのは雨が少ないからで、雨ごいの儀式はありそうだ。
ハチドリが2つあったり、ナスカ周辺にはいない(当時は分からないが)動植物の具象画があるのは、身近なものや噂で聞いたものを描いてみたかったとか、単なる遊びの延長だったのかもしれない。
子供のころ、雪が降るとよく木の棒でまっさらな雪面にヒーロー漫画や昆虫などの絵を描いたり、地面に線を引いた遊びがいくつもあった。

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