ナスカとフマナ平原の地上絵(ペルー)


パルパの渓谷には、丘の斜面に王族など人物が多く描かれているという。これで40分ほどの地上絵上空飛行は終わった。

実際に見ると不思議度が増す

想像していたよりは地上絵は小さいものが多かったが、実際に見ると不思議さは増してくる。
なぜ、地上絵が描かれたのか、という謎にさまざまな説がある。ライヘが提唱したのは、星座を写し取り、星の動きで乾季や雨季を知る「天文カレンダー説」。
そのほかにも、詳細は省くが、一筆書きの絵が多く、白線部分は歩くようにできていることから「雨乞い儀式利用説」や、線上を歩かせて何が書かれているかを「テストする」説、水源や水脈の位置を教えている説などがあるという。
具象画の説明にはどれもありそうな気もするが、線画も含めたすべての地上絵を的確に言い表すまでにはいかないようだ。巨大で長い線は滑走路のようでもあり「宇宙からも見られる」という大きなものもあるため「UFO滑走路説」もある。

  1. この記事へのコメントはありません。