コルドバ歴史地区(スペイン)

街に入るにはグアダルキビル川を渡る。車が通る橋の横に、白いりっぱな橋が見える。ローマ橋といい、元々はローマ時代にかかっていたアウグストゥス橋の橋げたを利用してつくられた歩行者専用の橋だという。そのローマ橋の向こうに大きな建物群。目指す「メスキータ」(Mezquita)だった。

1000年前はヨーロッパ最大級の都市

アルカサルという庭園のある元王城の横を通って、メスキータの外壁に沿ってコルドバ旧市街に入っていく。ガイドによると、コルドバはローマ時代にローマの属州の首都として人々が住んでいた。キリスト教の西ゴート王国だった711年に、北アフリカからイスラム教徒が侵入。占領した土地(アル・アンダルス)の首都になった。

  1. この記事へのコメントはありません。