コルドバ歴史地区(スペイン)

756年にバグダッドのアッバース朝に追われたウマイヤ朝の王族の1人、アブデラマン1世(アブド・アッラフマーン1世)がここで即位して後ウマイヤ朝を開いた。10世紀には人口50万人とも100万人ともいわれる大都市に発展した。
当時は「600のモスク、200の公衆浴場、羊皮紙の手写本を収蔵する図書館が20、学校が50あった」(ガイド)という。
その繁栄も1236年、キリスト教徒のレコンキスタ(国土回復運動)でイスラム教徒が追われて終止符を打つ。逃れたイスラム教徒はグラナダ王国に向かい、アルハンブラ宮殿建設に携わったという。
きれいな装飾をされたメスキータの外壁に沿って、旧市街に入った。

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