セビージャの大聖堂、アルカサル、インディアス図書館(スペイン)

時間的にも、立場的にも、長居は出来ないと思い、ざっと見て回った。ぜひと思っていたのが「コロンブスの墓(Sepulcro de Colon)」。入って右に行くとすぐにあった。後で調べたら「トランセプトの袖廊」という場所にある。

棺を4人の王(レオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴン各王国)が支えている像が目印。1894年にキューバから贈られたコロンブスの遺灰が納められているそうだ。

内陣まで行った。格子の扉が一部開いていて、奥の壁面には黄金でできているのだろうか、金色の祭壇が少し見えた。

貴重な品々が展示されている「聖具室」には行く時間がなかったが、そもそも開いていなかっただろう。なにしろ広いので、駆け足で前後左右上下に顔と目を動かしながら回った。

多くの礼拝の施設があるのだろうか、祭壇と思われるものがいくつもあった。

ステンドグラスも見られた。暗くて、写真として見られるのは2枚しかなかったが…。

中にいたのは20分弱だろうか、時計を見て集合時間まであと2分だったので、急いで出た。入口の人に「グラシアス」というと、笑い返された。

街の繁栄を支えたのは1本の川

大聖堂から少し歩くと、街を流れるグアダルキビール(Guadalquivir)川に出る。アラビア語で「大いなる川」の意味だという。「黄金の塔(Torre del Oro)」が建っている。

セビージャはレコンキスタ後、13世紀にはこの地方のカスティーリャ王国の主要都市として栄えた。繁栄を支えたのが大西洋にそそぐ川を利用した海運だったという。

川の通行を管理するために、十二角形の塔が両岸に造られ、左岸には金を使った黄金の塔、右岸には銀を使った塔を立て、鎖を渡して船の航行を止めていたという。

朝早くの駆け足だったので、まだ商店、飲食店などもほとんど開いていなかったのが残念。歴史もあるので、古い店も多そうだ。ゆっくり見て歩きたい街だった。

1987年登録

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