青城山と都江堰(中国)


たったそれだけで、というところがミソのようだ。魚嘴と中洲のおかげで水流が調節され、通常は本流4、灌江6の割合に分けられる。増水時に増えた水が魚嘴を乗り越えて本流側により多くの水が流れ、灌江があふれないようにしているというから、嘴の効果は確かにあるようだ。
まら、農業用灌漑用水に利用して余った分は下流でまた本流に合流する。コンクリートを大量に使って用水路を作る現代の工事からみれば、なんとも自然に優しい。残念ながら? いまは本流側にダムが建設されている。

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