紀伊山地の霊場と参詣道(日本) 高野山


ケーブルカーの高野山駅に帰る途中、15時過ぎに浪切不動前で下車。フリー切符はバス時刻さえ押さえておけば便利だ。ただ、本数はあまりないので注意を。
世界遺産の「徳川家霊台」に行く。
江戸幕府3代将軍徳川家光が建立し1643年に完成。小ぶりながらも彫刻や飾金具などが細かい装飾を施した建物が2つ並ぶ。右が家康霊屋(霊台)、左が秀忠霊舎で、ほとんど同じ造りに見えた。この人がつくると、どうしても日光東照宮のような感じになってしまうようだ。

徳川家康霊屋

軒瓦はじめ葵の御紋がふんだんに散りばめられている。霊屋内には金銀蒔絵、極彩色飾金具の厨子や壁画があるという。パンフレットにある内部写真はほとんど金色だった。

徳川秀忠霊屋

世界遺産登録物件を中心に半日で見て回ったが、他にも見所はたくさんある。これだけの歴史上の人物が「住んでいる」場所は、日本の聖地であるのは間違いない。2015年に開創1200年を迎えた。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「熊野三山」を中心に「参詣道(熊野古道)」「高野山」「吉野・大峰山」の大きく4つのエリアで構成されている。

2004年登録

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