ファテープル・シークリー(インド)

アーグラー~ファテープル・シークリー

オートリクシャーが冷たい風を切る。太陽が昇り始めたばかりの丘の上に、赤い建物が見えてくる。わずか14年しか使われなかったムガール帝国の都が、丘の上に残っている。2016年、行ってみた。
アーグラーのホテルを早朝、まだ暗いうちに出発し、車で40分ほど。「ファテープル・シークリー(Fatehpur Sikri)」がある丘の麓の駐車場に着く。オートリクシャーに乗り換え、丘を登ってチケット売り場の前まで10分もかからなかった。
途中で「モスク地区」に入る分かれ道があった。「ブランド・ダルワザ(門)」や「ジャミ・マスジド」など見どころがあるのだが、少し離れているので「宮殿地区」だけに行った。

赤い砂岩が朝日で真っ赤に染まる

入口をはいってすぐに赤い砂岩でできた「ジョダ・バイ宮殿(Jodh Bais Palace)」。丘の下からも見えていた建物だろうか。上ってきた朝日を受けて、赤く染まっている。

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