ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群(ロシア)

スーズダリの木造博物館

スーズダリは1024年に初めて文献に名前が出ている古い街で「モスクワより古く、商人の街としてできたようです」とガイド。12世紀にはウラジーミル・スーズダリ公国の首都にもなっている。
モスクワ公国に入ってから宗教の中心地となったことで、教会や修道院がたくさんつくられた。
「ウラジーミルは鉄道を敷いたので街が発展しましたが、スーズダリは馬を重要視して鉄道を入れなかったので、中世のまま残ったそうです」(ガイド)。
ロシアの穀倉、黒土地帯の真ん中にある。「ソ連時代も個人の庭で作ったキュウリを売って、キュウリ長者といわれました」と、肥沃な土壌の恩恵があったらしい。
木造建築博物館をでて、前を流れるカーメンカ川にかかる歩行者用の小さな橋を渡ると「スーズダリのクレムリン(要塞、城塞)」に入る。

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