グヌン・ムル国立公園(マレーシア)

洞窟内に立ち込めるアンモニア臭

入口に着くと、鼻を刺激する臭いでたぶん顔をしかめることになる。元々は鹿が水を飲み来ることから名前がついたが、今の主はコウモリ。その数は300万とも500万ともいわれるそうだ。
それだけ天井に止まっているのだから、フンもそこら中に積もる。遊歩道に落ちたものは少しどけられているが、その周囲には細かい土のようなフンが大量に積もり、アンモニア臭が立ちこめている。
コウモリの死骸もあちこちに落ちているので、踏まないように。人間の鼻はすぐなれてしまう優れもので、少しするとあまり気にならなくなってくる。

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