
グヌン・ムル国立公園(マレーシア)

この洞窟のハイライトは「キングス・チャンバー(王の部屋)」と名づけられたホールのようなところ。魔法使いの杖のような石筍が地面からニョキニョキと伸び、天井からか鍾乳石が無数に垂れ下がっている。

それも、他とは違って、細く長く伸びていて、つくしのような形をしているものが多い。ガイドの言う通り、丸みを帯びている。

照明がしっかりあるわけではないので全貌が見えないのが少しもどかしいが、無数の石筍、鍾乳石が密集している。王の部屋と言われるだけのことはある。

ホテルに絵葉書があったので買ってきた。王のテラスのイメージが分かるだろうか。

グヌン・ムル山(2377㍍)を中心とした国立公園内にある100以上の鍾乳洞は、まだ未踏のところが多いという。今はどんな洞窟が発見され、また公開されていくのかわからないが、楽しみが増えていくことだろう。
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