グヌン・ムル国立公園(マレーシア)


飛び上がると眼下に広がるジャングルと曲がりくねった川の景色に見入る。30分ほどで着いたムル空港は小さく、店も屋台のようなみやげ物屋と食堂が開いているだけだった。

最大級の洞窟へジャングルの木道を行く

グヌン・ムルは400万年前にサンゴ礁が隆起し、水の侵食で100以上の鍾乳洞があるという。観光客が入れるのは4つ。ガイドによると、空港からまず「ディア・ケイブ(Deer Cave、洞窟)」「ラング・ケイブ(Langs Cave)」を目指すという。
国立公園入り口から歩き始めた。ジャングルの中に木道がつくられ、直接地面を歩かない。左右に広がる森には、見たことがない形の蝉とか、でかいムカデとか、毛虫の類とか、いろいろといる。


木道の手すりにもけっこういるので知らずに触ってしまうことはあるが、襲ってはこなかった。樹液を毒矢に使った木などもあるので、興味があれば近づいてもいいが、木道から地面に下りるとどうなるかは保証しない。
2時間ほど歩くと、ディア・ケイブに着く。世界最大の鍾乳洞といわれ、最大幅約175㍍、天井までの高さ約120㍍、約2㌔のトンネル状になっている。

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