イスタンブール歴史地区(トルコ)

名の由来は、外からでは分からない。中に入ると、壁面がイズニックタイルという青系のタイルで飾られているのが、ブルーモスクの由来だという。暗いせいもあるかもしれないが、全体に白っぽく感じた。

ただ、近づいてタイルを見ると、青を基調とした繊細な模様が焼き付けられているので、うなずける。見上げると、直径27㍍の大ドームが印象的だ。

アヤソフィアは元キリスト教会

ブルーモスクに向かい合うようにして建っているのが「アヤソフィア」(Ayasofya)。徒歩数分で行ける。
その道々、土産物売りが寄ってくる。あやしい日本語で話しかけてくるので、興味がある方は日本語で勝負してみては。タンクのようなものを背負ったジュース売りもいる。
アヤソフィアは、ブルーモスクと肉眼で比較しても一回りは大きい。ドームの高さは55㍍ある。
「聖なる英知」を意味するギリシャ語でハギア・ソフィアがトルコ語でアヤ・ソフィアになったという。4世紀にビザンチン帝国のコンスタンチヌス2世が建てたキリスト教会だが、地震で崩壊して6世紀に再建後、15世紀にオスマン・トルコによってモスクに転用されたという。

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