オリンピア(ギリシャ)

聖火が採火されたのは、オリンピック発祥の地、ギリシャのオリンピア(Olympia)。オリンピアの遺跡にあるヘラ神殿で、太陽の光から採火される。聖火が生まれる場所に2019年、行ってみた。

巨大な体育施設の痕跡

アテネ(Athens)から3泊4日の「クラシカルツアー(Classical tour)」を申し込んだ。残念ながら日本語ツアーはなく、乗ったのは英語とスペイン語のツアーだったが、日本語ガイドを料金追加でつけることはできるらしい。
こうした現地ツアーは日本でネット予約できる。バスやレンタカーなどで直接行くことも可能だが、本数や時間など不便なので、ツアーはお勧めだ。
アテネの地下鉄アクロポリ駅に近いホテルでピックアップしてもらい、ペロポネソス半島(Peloponnese)に向かう。ギリシャ本土と半島は細い土地でつながっていて、そこを貫くのがコリントス運河(Korinthos Canal)。
高さ80㍍、幅23㍍、長さ6343㍍。67年にローマ皇帝ネロが作り始めて、当時とほぼ同じ計画ルートで1893年に完成したというから、1800年以上もかかった。今ももちろん使われている。

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