ヴァチカン(バチカン)市国 サン・ピエトロ大聖堂


中ほどに宝物館への入口がある。まだ開館していたので行ってみたが、大聖堂そのものが「宝物」だと思う。
外にでたら、もう真っ暗になっていた。3時間近くいたのだろうか。大聖堂はきれいにライトアップされていた。

大クーポラからの絶景

翌日、改めて紹介する「ヴァチカン美術館」を見た後にもう一度、大クーポラに上るため大聖堂に入った。ヴァチカン美術館にある「システィーナ礼拝堂」の右手に出口があり、そこから出ると大クーポラに上がるエレベーターのところに出る。
ヴァチカン美術館の正規の出口を出て、改めて大聖堂に入り直すのは並んで手荷物検査を受けて、となると時間がかかるので、この近道を使った方がいい。

ヴァチカン美術館「最後の審判」の部屋からでて大聖堂への近道

大クーポラに上がるには階段(6ユーロ)かエレベーター(8ユーロ)。階段だと全部で537段、エレベーターは途中までなので320段上がらないといけないとガイドブックにあったが、上りは迷わずエレベーターにした。
大聖堂内部を見下ろすテラスまで上がった。テラスから下を見ると、大聖堂内が見える。「聖ペテロの司教座」もきれいに見えた。

大クーポラに上るテラスから

そこからは階段になる。一応、案内表示はあるが、思ったより狭い階段で見落としやすいのでご注意を。


大クーポラの上からの眺めは、とにかく絶景。ファサードの上にある聖人たちの像の背中越しに、サン・ピエトロ広場、そこから伸びる道の先にサンタンジェロ城、そしてローマの街並みを一望できる。

裏に回ると、ヴァチカン市国の行政を行う政庁舎や裁判所、駅もある。0.44平方㌔と世界一小さくとも国の機能はもちろんあるようだ。

ヴァチカン市国の政庁舎

大クーポラを階段で下り、もう1度大聖堂をざっと見て回った。太陽の光が差し込んでいたので、前日より少し明るく見えた。出口へ向かう。
1506年から教皇を護衛するスイス衛兵が立っていた。服をデザインしたのはミケランジェロだという。

1984年登録

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