古都ケロアン(チュニジア)


ゲートをくぐると、白い大理石を敷き詰めた広い中庭にでる。「庭の中央に向かって傾斜していて水を集め、排水口から地下にためられるようになっています」(ガイド)という。
貯水池といい、やはり水の確保が街建設に最も重要だったのだろう。排水口はあまり大きくなかったが、ごみなどを自然と除去するようになっており、かなり精巧なつくりだ。
近くにある水のくみ出し口の周囲には水をロープで引き上げたときにできたと思われる磨り減った跡がいくつも残っていた。

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