古代都市テーベと墓地遺跡(エジプト) ナイル川西岸

王家の谷では、公開されている王墓のうち入場券で好きなものを3つ見られるというので、ラムセス2世、ラムセス3世と、ガイドお薦めのトトメス3世の墓を駆け足でみた。
いずれも、ツタンカーメンより規模がずっと大きく、彩色画などの装飾も見事。トトメス3世墓は少し離れたところにあるので、ツアーなどでは時間配分に注意しないといけないが、さまざまな絵が通路から玄室までの壁面、柱に描かれて、見た中では最も豪華だった。撮影禁止だったのが残念だ。
未盗掘だったツタンカーメン墓の副葬品の価値は途方もない額だという。盗掘されてしまったもっと大規模の墓にはどれほどの副葬品が納められていたか、そして、どこにいってしまったのだろうか。当時、盗掘は1つの職業で、近くの住民は盗品を売って生計を立てていたというのだが…。

1979年登録

 

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