富岡製糸場と絹産業遺産群(日本)

検査人館

その隣に女工館は、日本人に機械製糸の技術を教えるために来た同じくフランス人の女性教師の住居として建てられた。こちらは木造2階建てでベランダがあり、天井は格子状に板が組まれる独特の建築様式になっている。
教師が帰国後は日本の工女の宿舎としても使われていたという。検査人館と女工館の間を繋ぐ建物は後で造られたそうだ。ちなみに工場で働く女性をパンフレットやガイドでは「工女」と呼ぶようだが、建物の名前は「女工」だった。

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