ラバト(モロッコ)


現在の国王、ムハンマド6世がここの主。ラバトは紀元前3世紀ごろには人が定住していたとされ、12世紀のムワヒッド朝のヤークーブ・マンスールがここに城壁を築いて首都とした。
13世紀に中心地がフェズに移って衰退したが、17世紀に海賊の拠点となり、19世紀にフランスがモロッコを保護領とし、1912年に首都がフェズから帰ってきた。
1956年の独立後も首都としていまに至っている。というのが、ガイドやガイドブックによる、ラバトのあらまし。大西洋に面し、ちょっと回れば地中海。海賊が目をつけたのだから、地の利のいい場所だったのは間違いない。

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