白神山地(日本)
白神ラインは道幅が狭く、未舗装の砂利道が大部分だった。10年以上前のことなので今の道の様子は分からないが、曲がりくねった山道で移動には距離以上に時間がかかった。旅程には注意が必要だ。
2018年9月、悲しいニュースを目にした。関西空港はじめ各地に大きな被害をもたらした台風21号が日本海を北上。この白神山地も暴風雨に見舞われて、マザーツリーが地上9メートルの幹部分から折れて、上部が落下してしまったという。それでも生きて立ち続けていたが、樹勢は衰えていたという。2024年5月27日、東北森林管理局津軽森林管理署は、樹木医が枯死と診断したことを発表した。残念ながら、マザーツリーの姿はもう見られなくなった。
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