歴史的城塞都市クエンカ(スペイン)


崖の上に作られた街だけに、敷地は限られている。最盛期には1万6000人がひしめき合って住んでいたというから、そのための工夫でこんな奇妙な建物になったそうだ。

2つの川に挟まれた天然の要塞

「城塞都市」と呼ばれるように、このクエンカは9世紀ごろに当時スペインを支配していたイスラム教徒が、軍事目的で要塞を築いたのが始まりだという。
12世紀初めにキリスト教のカスティーリャ王国がこの地を奪った時には、崖の上に街が出来上がっていたという。そのまま城塞都市として発展した。

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