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ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂(イタリア、ヴァチカン) 広場&噴水


この城は、元々は139年にローマ皇帝ハドリアヌス廟として造られた。その後、14世紀以降はテヴェレ川に面しているなどの地理的条件がよかったのか、砦、城として使用されていく。監獄に使われたこともあったという。
方形の外壁の四隅は「出城」のようになっていて、全方向に対応できるような造り。軍事的に重要な場所だったことがうかがえる。案内板によると、元々は函館の五稜郭のような五角形の城壁がさらに外側を囲んでいたようだ。
城の名前は、590年にローマでペストが流行した際に、時のローマ法王グレゴリウス1世が、剣を収める大天使ミカエルを見てペストの終息を知ったことから「Castel Sant’Angelo(聖天使の城)」となったという。

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