サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建物群(ロシア) サンクトペテルブルグ市街

台座には后と娘に似せた4人の女神像があるが、長女マリアは自分の像が父の乗る馬のお尻の下にあることが不満で、近くに建てられた自分の宮殿に寄り付かなかったという。
大帝は、街建設に当たって防衛面でも諸国に「開かれてしまった」土地だけに、要塞、砦を周辺にたくさん築いた。
その中でも最も重要だったのが、ネヴァ川を挟んでエルミタージュ美術館(冬宮)の対岸にある「ペトロパヴロフスク要塞」。出島のようにネヴァ川に突き出ている。