アントニ・ガウディの作品群(スペイン) コロニア・グエル教会

バルセロナのあるカタルーニャ自治州は元々独立国家だったが、スペインに組み込まれた後は独自の文化や言語、思想を弾圧されてきた歴史がある。2017年10月、住民投票で賛成多数を得てスペインからの独立を宣言したが、スペイン中央政府との確執は深まっている。州を2分しているようで、今も不透明だ。
モンセラート、黒いマリア像は、そんな歴史を持つカタルーニャの人たちの聖地であり、心の拠り所となってきた。革新的な建築家ガウディは、そんなカタルーニャの風土の中で生まれたのだろう。

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