マテーラ(イタリア)

マテーラに人が住みだしたのは紀元前8世紀ごろという。8世紀以降、迫害されたキリスト教徒(ギリシャ正教)がやってきて、軟らかくて細工しやすい凝灰岩の岩山にあった天然の洞窟や、自分たちで掘って造った洞窟に住み着いたのがサッシの始まりという。ガイドは「修道士たちはカッパドキアの洞窟住居を見習ったと言われています。家を建てるより掘る方が合理的でした」と説明した。

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