ウム・アル=ラサス(ヨルダン)

 

また、井戸の跡だと思われるような穴も開いている。軍事基地であれば、特に籠城戦に備えて水源が大事だったのだろう。

「建物の跡にはごみが散らかっているところもあったそうです。街が捨てられてからも、ここに住んでいた人たちがいたと考えられています」とガイド。昔から何かの遺跡というのは分かっていたのだろう。確かに屋根さえかければ住めるような建物の跡もある。

行った時は発掘作業をしていなかった。世界遺産に登録されて、発掘が進むのだろうか。ガイドによると、まだ見つかっていない遺跡がたくさんあると言われているそうだ。

(2014年登録)

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