おいしいロシアの飲み物 ナナカマドブランデー&さくらんぼウオッカ
ナナカマドが酒になる!?
北海道生まれの私にとっては、意外なものを使った酒に出会った。ロシアのスーズダリでの夕食で出てきたのが、ナナカマドブランデー。
ナナカマドといえば、北海道には普通にある木で秋になると赤い小さな実が房のようになり、子供のころはそれを取っては実を投げてぶつけ合う遊びに使っていた。けっこう硬いので肌に直接当たると痛いのだが、それと同じ種類かどうかは分からないが、瓶のラベルに描かれていたのは確かに見慣れたナナカマドの実だった。
ブランデーにつけこんであるだけかと思ったが、味はけっこう甘め。ナナカマドから出た甘さとは思えなかったが、実自体は食べたことがないので比べようがない。匂いは「ナナカマド」の匂いをしている。製造方法は分からないが、北海道でもつくれるかもしれない。
「桜のウオッカがあるので試しては」と勧められて飲んでみた。こちらはもっと甘いリキュール。ラベルにはさくらんぼが描かれていた。
2つのビンのラベルのキリル文字をメモしてさっそくスーパーにいった。ナナカマドブランデーはあったので買ってきた。氷を入れてソーダ水でちょっと割って飲む方がよさそうな気がしたのでやってみたが、甘さが押さえられて、匂いはナナカマドで飲めた。
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