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おいしいスペイン料理 パエリア

熱々のパエリアを食べる時間帯って?

日本はお米、ご飯の国だが、世界には日本と同じように米を食べる人々がいて、さまざまな料理もある。
スペインで米を使った料理の代表が「パエリア(パエージャ、paella)」だろう。マドリッドのレストランで食べたのはシーフードパエリアと言われたので、たぶん「パエリア・デ・マリスコス(paella de mariscos)」だったと思われる。
パエリアはスぺイン東部の地中海に面したバレンシア地方が発祥だという。平底の専用のパエリア鍋で米と野菜、魚介、肉など様々な具を入れて炊き込む。なので、無数の種類のパエリアがある。

黄色い色はサフラン、あとは塩の味付けで、具から出る出汁で炊き上げるそうだ。熱々の出来立てはさすがにうまい。
初めてスペインでパエリアを食べたのは、1991年にバルセロナ五輪1年前の取材にバルセロナに行った時。「イカ墨パエリア(paella negro)」だった。歯も口の中も、翌朝の真っ黒になったが、その味は格別。その時、現地の人に言われたのは「パエリアは夜食べちゃダメ。翌朝詰まるからね」だったのだが…。

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