白川郷・五箇山の合掌造り集落(日本)
合掌造りの多くが民宿や飲食店、土産物店になっている。「長瀬家」や「神田家」など中心となるような大きな合掌造りもある。すべて中に入ると大変なので、休憩する、食事する、土産を買うなど、そんなタイミングで入ってみたほうがいいだろう。
台風特有の降ったりやんだりの雨だが、空気が澄んで快適だ。ちょうど稲が実る時期だったので、田んぼと合掌造りのバランスが絶妙だ。
集落最大の合掌造りは、明善寺という寺の庫裡。その前を通り、車だったので残念ながら入れなかったが「どぶろく祭りの館」を横目に通り過ぎると、白川郷のメーンストリート本通りに出た。
本通りをはさんで反対側にも合掌造りが点在する。こちらは少し小さめの家屋が密集するように小さな集落を作っている。その先に庄川にかかる「であい橋」があり、駐車場がある。
ちなみに萩町集落や本通りは駐車場はほとんどないので、こちらを利用するほうがいい。合掌造りの民家を移築した野外博物館もある。
集落の南にある丘の上に展望台がある。萩町集落を一望できるというのでいってみた。車でいけるが、徒歩でも登れるので体力がある人はどうぞ。少しかすんでいたが、合掌造りの街並みが眼下に広がる。
合掌造りが日本の原風景とまでは言わないが、コンクリートのビルばかりの街に住む身として、ホッとできる空間だった。
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