ソチカルコの古代遺跡群(メキシコ)


真ん中に丸い穴があいた巨大な鍵穴のような石が地面に転がっている。本来はこの鍵穴、競技場の両サイドの壁に輪の部分だけが突き出て差し込んであって、その穴にボールを通す競技が行われれていたという。


マヤでは生け贄を決めるために行った競技だったと記憶しており、チチェン・イツァー遺跡にも同様の「フットボール場」があるという。栄えたのが同時期ぐらいなので、マヤから持ち込まれたのか、このあたりが原型だったのだろうか。いずれにしろ、交流があったことは確かなようだ。
岩山の下にある洞穴のような入り口に着いた。人工的につくったトンネルで、ここが「おもしろいところ」だという。
入れる時間が決まっていて、並んでいると管理人がきてカギを開けて中に入れてくれた。ちょっとした解説を聞きながら(もちろん、よく分からないが)歩いていくと、少し広いところで止まった。

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