シントラの歴史的景観(ポルトガル)


ペナ宮は「雑多な建築様式」「悪趣味な色遣い」で、シントラでは異彩を放つ宮殿。霧の向こうにうっすらと黄色い建物が見えてくる。
宮殿全体は霧で見えないが、王宮殿よりは「宮殿」らしい感じがした。ここにも英語の地図ぐらいしかなかったので、とりあえず中に入った。
この宮殿は、フェルナンド2世がドイツから建築家を呼んで1850年に完成させた。イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエルとたくさん様式を取り入れた(交ぜ合わせた)。
統一性がないとも言われるが、見る側で各様式を熟知している人はそういないだろうし、事実見てもそんなに統一性がないとは思わなかった。ただ、最初に見えた黄色の建物の色は、ちょっとはじけすぎかなとも感じた。彫刻で彩られた門をくぐった。

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