リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔(ポルトガル)

航海に出る船乗りが最後に見る塔

さて「ベレンの塔」。そこから歩いて5分ぐらいのところにある。テージョ川に突き出すようにつくられた塔で、要塞や灯台、そして牢獄の機能があったという。
航海に乗り出す船を見送り、無事に帰ってきた船を迎える。航海者にとっても、故郷の最後の景色かもしれず、必ず戻ってくるという心の拠り所になった。
こちらもマヌエル1世によって1515年に建てられ、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓の記念だったという。

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