アラブ・ノルマン様式のパレルモと、チェファル、モンレアーレの大聖堂(イタリア)


簡単にパレルモのことを。紀元前8世紀にカルタゴが軍事基地とし、紀元前3世紀にローマ軍の攻撃で陥落。次に831年にアラブ人が入ってきて支配した。11世紀にフランスのノルマンディー公国に起源をもつノルマン王国がアラブ人を追い出し、12世紀までノルマン王国の首都として繁栄したのが、今回の世界遺産の時代になる。パレルモはギリシャ語で「大いなる港、万能の港」パナルモスから来ているという。
さて、街中を通り過ぎるのが惜しいのだが、ガイドは「パラティーナ礼拝堂とカテドラーレを合わせたような大聖堂にこれから行きます」という。

シチリア島のシンボルマークは

パレルモ市街から30分ほど、いよいよ「モンレアーレ」に着く。パレルモ市街を一望できる丘の上にある。シチリアに残るノルマン芸術の最高峰とたたえられる「モンレアーレの大聖堂」(Duomo di Monreale)が建っている。

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