アラブ・ノルマン様式のパレルモと、チェファル、モンレアーレの大聖堂(イタリア)


この通りには世界遺産登録の建物が並んでいるので、時間が合う人は歩いてみるのがいいだろう。「モンレアーレ(Monreale)」にいくツアーだったので、パレルモ市街はさっと見ていくだけで時間配分や行く場所が限られてしまうのが残念だが、楽しみは先にある。

支配者が次々と変わった大いなる港

「ノルマン王宮」(Palazzo dei Nornanni)の裏手でバスを降りた。まだ開館時間ではなかったので、これも建物の外観を裏側から見るだけだったが、意外なことも。
いくつもの建物が寄せ集まっている。シチリア島でアラブ最盛期だった9世紀ごろに建築が始まり、11世紀にノルマン宮廷に。16世紀に改修されている。これまで何度も増改築を繰り返しているため、色の違う建物は時代も違うといい「一番古い建物は左から2番目のクリーム色の建物です」とガイドが指さした。

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