アラブ・ノルマン様式のパレルモと、チェファル、モンレアーレの大聖堂(イタリア)

王が大司教に対抗した

入場すると、建物に入る前の廊下に銅像が建っている。1172年にこの大聖堂を建てたノルマン王のグリエルモ2世が大聖堂を神にささげている像だった。廊下の反対側には聖母像がある。
ラテン語の「モンレアール」(王の山)が語源で、当時パレルモのカテドラーレにいる大司教の力が強かったため「大司教の鼻をへし折るために、カテドラーレを見下ろす丘に大聖堂を建てた」(ガイド)のだという。

  1. この記事へのコメントはありません。