イスタンブール歴史地区(トルコ)

キリスト教のモザイクが残される

メフメト2世は、アヤソフィア内部に描かれたキリスト教のモザイク画を破壊せずに、しっくいで塗りつぶした。ミナレットを建てたが建物はそのまま使った。
中に入って、大ドームを見上げる。見事なアーチは1500年も前のものとは思えない。通常、モスクの中にはイスラム教徒以外は入れないことが多いので本来のモスク内部の構造はよく知らないが、ここは基本的にはキリスト教の大聖堂の構造のままになっている。
壁には巨大な円盤が掲げられ、古いアラビア文字でムハンマドらの名前が書かれている。もちろん読めないが、「ここはモスク」と主張しているようだ。1階は礼拝のための場所のようで、華美な装飾もない。

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