古都奈良の文化財(日本) 東大寺

お水取りは「修二会(しゅにえ)」という。752年から途切れることなく行われ、国家安泰や五穀豊穣など人々の幸福を願う行事。詳細は省くが、若狭井という井戸から二月堂の秘仏十一面観音に供える水をくみ上げる儀式なのだそう。その際に大きなたいまつを点けたのが、今につながっている。
二月堂の舞台を巨大な松明を振りながら走り回るのがお水取りのシンボル的なシーン。その火の粉を浴びると健康、幸せになるという。後ろの方だったのと、雨もあって火の粉が飛んでこなかったので、残念ながら浴びることはできなかったが、1300年近く続く行事を一度は見ておきたい。

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