古都京都の文化財(日本) 金閣・清水寺

金閣は国宝だった1950年に放火により焼失。三島由紀夫の小説「金閣寺」にもなった事件で、1955年に再建された。今はこの建物自体としては国宝ではないが、姿かたちを見ると「宝」であることには変わりない。

創建時より輝きを増す

第3層に加え、焼失前にはなかった第2層にも金箔を張ったという。創建時に第2層に張ってあったかはわからないが、より豪華になったのは確かだ。
1986年から行われた昭和の大改修の時には、さらに金箔を厚くして約20キロ使用したという。黄金色が以前より輝いているように見えたのは、光の加減だけではなさそうだ。

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