スース旧市街(チュニジア)
グランドモスクは、夕方だったので中に入れなかったが、外側の壁や塔(ミナレット)が見事だ。9世紀につくられ、要塞の機能も兼ねていたといい、海に面した位置に築かれている。
リバトは8世紀に建てられた、スースでは最古の建物。塔は40メートルほどあり、見張り台として海からの敵の侵入を警戒できるようになっている。塔に上ることも出来るというので、時間のある方はどうぞ。
生活感があふれる広場
城壁の外側には、リヤカーに板を乗っけてつくったような屋台がいっぱい出ていて、服や靴、帽子をはじめとした日用品や、野菜や香辛料などの食料品も売っている。もちろん、食べ物をつくっている屋台も。たぶん安いのだろう、夕方の買い物客が繰り出し始めていた。
ちょっと喧騒を離れて港広場へ。かなり薄暗くなっていたが、そこから港の一角が目に入る。隣にファルハット・ハシェド広場(Place Farhat Hached)。その前には「ここに入るとお土産は全部そろいます」(ガイド)というショッピングセンターがある。
入口にあるラクダのいすは座り心地はいいとはいえないが、一服にはちょうど良かった。
港の北側、スース駅をはさんでメディナと反対側に白浜のビーチが広がっている。温暖な地中海とはいえ初冬だったのでもちろん泳ぐのは無理。地中海と砂浜を横目に車で通り過ぎた。
1988年登録
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