アグリジェント(イタリア)


「調和と均整がとれた造りなのでコンコルディアといいます。四つ角の柱は少し内側に傾いていて、5㌔上空でぶつかるような設計」(ガイド)という。柱は4つの石を積み上げて造られている。


古代ローマ時代に、教会として転用され、長く大切に使われてきたため、保存状態がいい。ちょうど、夕日の時間帯。だんだん、赤く染まっていく。
「入口(正面)は東を向いていて、夕日が当たる西側(背面)は死の世界になっています」。夕日を受けた神殿を見る限り、死の世界はきれいなところなのだろう。

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