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おいしいパレスチナの飲み物 シェパーズビール
ビールを今も飲めるのだろうか
7年前に行ったパレスチナのヨルダン川西岸地区。ベツレヘムのレストランで、シェパーズ(SHEPHERDS、羊飼い)というビールを飲んだ。ラベルに羊飼いの絵が描いてあり、「パレスチナ製造」と書いてあった。
メモによると、味はあっさり系でアルコール度もあまり高い感じではなかった。イスラム教の国なので、基本的にはお酒は飲まないが、観光客には売られていた。すでに紹介したが、パレスチナ産のワインは歴史も古く、おいしかった。
2023年10月にイスラム武装組織ハマスの攻撃、多数の人質をとったことで始まった戦争は2025年10月に和平にこぎつけているが、イスラエルの無差別攻撃でパレスチナのガザ地区は壊滅的な状況だ。人質解放の名分は、民間人を含めた無差別殺害を隠すための方便でしかない。かつて迫害の犠牲者だったユダヤ人が、同じことを別の民族にやっている。子供の犠牲が多いことをイスラエル市民は知っているのだろうか。
エルサレムに近いヨルダン川西岸地区は、行った当時は比較的治安が良好だったが、近年はイスラエル人入植によるパレスチナ人襲撃が急増しているという。キリストの生誕地のベツレヘムはどうなっているのだろうか。ユダヤ教ではキリストを認めていないので、心配だ。そして、今もパレスチナでビールを飲めるのだろうか。
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