ロシアのおいしい料理 ニシンの酢漬け
ウオッカにピッタリのつまみ
イルクーツクのホームステイ先で、オルガさんがダイニングでウオッカを飲んでいたウラジーミルさんと私の前に、食べられるかな、というような表情で1皿差し出してくれた。
ニシンの酢漬けで、ロシア料理ではよく見かける。北海道生まれで、魚と言えば、サケ、ホッケ、ニシンで育ったようなもの。ただ、ニシンは傷みやすいので焼くか、身欠きニシン(干物)が一般的で、住んでいた40年ほど前までは生はもちろん、酢漬けでも食べたことは数回しかなかった。
1990年ごろ、出張先の北関東のすし屋で生ニシンの握りがあったときにびっくりした覚えがある。冷凍技術の進歩か、今は普通に生ニシンを食べられる。
ということで、ニシンは好きです。これが、ウオッカを進ませる。酢にしっかりつけているのではなく、たぶん酢も違うのだろう、鼻にツンとくる感じはせず、ほのかに酸っぱい。ほぼ生の食感で、上にのった玉ねぎとの相性が抜群だ。
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