ロシアのおいしい料理 キエフ風カツレツ
バターが流れ出るチキンカツ
サンクトペテルブルグのレストランで「キエフ風カツレツ」を食べた。キエフはウクライナの首都の名前。2014年ロシアはウクライナ領のクリミア半島を軍を使って一方的に領土に編入していまだに国際的な批判を浴びているが、時間だけが経過している。
食べたのは2012年なので、そんな対立関係の首都の名前を付けた料理はロシアではもう使われなくなっているかもしれない。
名前は、ウクライナの伝統料理チキンキエフから来ているという。鳥の胸肉を薄くたたいてのばし、バターを包んで揚げる。いわばチキンカツの一種だろう。
半分に切ると、中でバターはあふれ出てくると聞いていたが、あふれ出るというほどではなかった。肉を浸しながら食べたが、ただしい食べ方かはわからない。バターに味付けしてあるようだ。このままでもおいしいのだが、バターと合うしょうゆを少したらしたら…と思った。
付け合わせがライスだったのは、日本人観光客だからだろうか。一般的にはフライドポテトなどが添えられるという。
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