紀伊山地の霊場と参詣道(日本) 高野山


鎌倉時代、北条政子が源頼朝、実朝を弔うために1211年に建立。高野山では現存最古の木造建築で、多宝塔としては日本で2番目に古い(1番は石山寺多宝塔)という。1階が方形、2階が円形。優美な建物だ。


高野山は、真言宗を開いた空海が修行の場として816年に嵯峨天皇からこの地を賜ったのが始まり。翌年から伽藍を作り始めた。当時の建物は残っておらず、空海死後に多くの建物が建てられた。
いまも117の寺があり、寺にかかわる人たちが生活する宗教都市になっている。人口3000人ほどで、中心部は十分歩いて回れる。市街地で軽く昼食を取った。
全山が世界遺産ではなく、その中から歴史的価値のあるものが登録されている。

国宝の宝庫、金剛峯寺

次に金剛峰寺に寄る。真言宗の総本山で、いまも座主が住む。

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