ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区(ハンガリー)

魚市場があった砦

「漁夫の砦(Halászbástya)」という。海はないのに、と一瞬思ったが、そうそうドナウではもちろん魚が獲れる。魚市場があったのがいわれという。


とんがり帽子の塔が7つ。ハンガリーの7つの民族を表しているという。ここからのドナウ河とブダペスト市内(ペスト地区)のながめは抜群。スモッグがなければなおさら絶景か。
廊下がカフェのようになっていて、一服するにも絶好だ。
ちょうどお昼時。近くにハンガリー料理(たぶん)の店があったので、入ってみた。メニューを出されたが、ハンガリー語を読むのはちょっと無理。読めたとしても中身が分からない。
ガイドブックにある名物料理「グヤーシュ」を指さして、ビールと一緒に注文した。グヤーシュは、ピーマンなどの野菜や肉が入ったシチューと思ってもいいかもしれない。味付けは何かよく分からなかったが、口に合うのでお試しを。
帰りも楽をして、ケーブルカーに乗り、くさり橋を渡って市街地に戻った。

美人を探しながら古い街並みへ

ドナウを横に見ながら、川岸の上の道をブラブラと歩いてから、ペスト市街中心部へ。古い石づくりの建物が並んでいて、車が走っていなければ中世の街に入り込んだ趣。もちろん中世を知っているわけではないが。
空同様、空気がどんよりしていて、少しほこりっぽいが、土産物屋などをのぞきながら、ブラブラと歩いた。「国会議事堂」や、劇場、コンサートホールの「ヴィガドー」など、世界遺産に登録された建物が市内に点在している。

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