朝鮮王陵(韓国)


森の中を歩いて、左手にまたこんもりした丘が見えてくると、開けたところに出る。公園はけっこう広い。「靖陵」の横に出た。そのまま歩いて、正面から入る。


まず紅箭門があり、石畳の道がまっすぐ伸びて、丁子閣につながっている。丁子閣の横には「碑閣」という石碑が収められた小さな建物。丁子閣の向こう正面に陵墓のある「陵寝空間」が広がっている。こちらは丁子閣から先には入れない。

500年以上荒らされなかった墓

この陵は成宗と貞顕王妃の間に生まれた第11代王中宗の墓。1506年に即位した。韓国ドラマ「チャングムの誓い」(日本版)に出てくるので名前を知っている方も多いだろう。
3人の王妃がいたが、別々の場所に祀られたので、1人だけここに眠っている。単陵なので、教科書通りの配置が見られる。

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