おいしいメキシコの食べ物 サボテンの実(トゥナ)
薬にもなるサボテンの実
メキシコではいたるところにサボテンがある。「トゲがあるので、隣の土地との境に植えると、侵入できない」と、ホームステイ先のマリオさんが笑う。
サボテンの木にはたくさん実をつける。「トゥナ(tuna)」と呼ばれる実は、おいしい「果物」でもある。柵代わりに使って、一石二鳥だ。
熟すると赤くなるようだが、マリオさんは「緑の時がおいしい」という。妻のカルメンさんは「赤く熟したのがおいしいのよ」というから好みなのかも。
中には種がいっぱいある。キウイを青っぽくしたような味の実を食べると、口の中に小さな種が大量に入ってくる。スイカの種のようにはき出そうとしているのをみて「胃腸の薬になるから食べなさい」とカルメンさんに言われ、硬くて噛めそうもないので必死に飲み込んだ。
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