アジャンターの石窟群(インド)


次に懐中電灯で示したのが、中央の本尊を飛ばして仏像の右側にある壁画。「金剛手菩薩(ヴァジラパーニ)」。こちらは表情が印象的だ。
背景が青い彩色なのも目を引く。「どちらも立体的に描いています。当時の3D画法のようなもの。ヴァジラパーニの方は、どの角度から見ても目が合うようになっています」とガイドが説明する。
立つ位置を変えてみると、言われるようにこちらを見ている気がした。表情が特徴的なのはそのせいもあるのかもしれない。

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