グレートバリアリーフ(オーストラリア)

ケアンズ~フィッツロイ島~グレートバリアリーフポンツーン

グレートバリアリーフというのは、子供のころテレビでみた紀行番組の中で、クストー船長のカリプソ号がよく行っていたところだったと記憶している。1998年、行ってみた。
グレートバリアリーフの玄関口の1つ、ケアンズ空港に着いて荷物をピックアップしたら、トランクの車輪がひしゃげていた。慎重に蹴飛ばして何とかまっすぐにしたら、キーキーいいながらも動いてくれた。
ホテルで手に入れたパンフレットを見て、ケアンズからのグレートバリアリーフ1日クルーズ(モア・リーフ&フィッツロイ島)を申し込んだ。
オーストラリア大陸の北東部沿岸に、南北約2500キロも続く大サンゴ礁。大小約600の島々が点在する。50~60万年前ぐらいからサンゴ礁がつくられ始めたという。
自然豊かで、おびただしい種類の生物が住んでいる。1日で味わえるとすれば、雰囲気だけだろう。

2500キロに及ぶ大サンゴ礁

乗り込んだ船は、まずフィッツロイ島に立ち寄る。ここで2時間ぐらいフリータイム。桟橋のすぐ脇から白砂の浜が続いている。気の早い人は桟橋から飛び込んでいる。
砂浜の砂の大部分はサンゴのかけらだという。海に入ると遠浅で、そこら中に魚が泳いでいる。私が熱帯魚です、といった黄色や青のものや、地味な色の魚も。水面の上からでも眺められるほど、波は穏やかで透明度も高い。
ここやっぱりグレートバリアリーフなのだ。

ポケットに乗船券を入れていたのを忘れて泳いでしまったため、びしょ濡れでちぎれそうな券を差し出して出発。風に当てて乗船券を乾かしながら、目指すのはリーフの外、アウターリーフにあるポンツーンだ。
サンゴ礁の近くにつくられた桟橋兼海の家といったところで、ここを拠点にいろいろな遊びができるという。

ポンツーンでできるさまざまアクティビティ

到着後、すぐにメニューの中から希望することをさせてもらえる。残念ながらスキューバダイビングの経験がないので、シュノーケリングにした。
鮫よけ?のネットに囲まれたポンツーンのすぐ横で中をのぞくと、きれいなサンゴと熱帯魚が見える。水深は5メートル以上はありそうだが、透明度も高く、底まで潜らなくてもよく見える。しばらく海の中にくぎ付けになった。

次に、半潜水艦に乗船。海面下5~10メートルほどのところを潜水して進んでいく。側面と底がガラス張りになっているが、少し曇った感じで海の中が見られる。
ショノーケリングでは下のほうに見えたみたサンゴが間近にある。ただ、でかい魚がやってきたと思ったのだろうか、サンゴの間にいたカラフルな熱帯魚は逃げてしまったようで、ポツリポツリといるだけ。ほとんどサンゴだけしか見られない。ちょっと迫力不足か。
水中の写真はガラス越しなので、雰囲気だけでご容赦を。

十分味わえるサンゴ礁の見事さ

気を取り直して今度は船底がガラス張りになったグラスボートに乗り込む。これは海面を進んでいくので、ポンツーンよりかなり離れたところまで行ってくれる。
水の色が違い、ポンツーンの周りよりも澄んでいる感じ。テーブル状、丸っこいもの、定番の枝が広がっているもの…いろいろなサンゴをみせてくれる。もちろん、サンゴ礁に集う魚たちも。
そんなこんなで時間はあっという間に過ぎる。グレートバリアリーフの玄関ドアをたたくぐらいではあるが、けっこうおなか一杯になった。

帰りは波が少し高く、遊び疲れもあって船酔いに悩まされる人がけっこういた。私は三半規管が丈夫なようで、これまでも船酔いしたことはないが、ガイドからのアドバイスを1つ。「トイレの便器を見ただけで吐きたくなるので、無理にトイレにこもらないように。風に吹かれて遠くを見ていた方がいいですよ」。一理ある。

1981年登録

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