メキシコ自治大学(メキシコ)

アステカの展示場には、先に紹介した市街中心部ソカロ広場の「テンプル・マヨール」から出土した「太陽の石(アステカカレンダー)」も。ちなみに「月の石」はテンプル・マヨールに隣接している博物館にある。

「太陽の石」(奥)

テオティワカンの時代(紀元前2世紀~7世紀中ごろ)の遺物の中に「太陽のレリーフ」があったが、真ん中の顔はどうみても骸骨だ。骸骨=太陽なのだろうか。

メキシコでは「死者の日」(10月31日~11月2日)があり、骸骨を飾って先祖を迎える祭りでもある。「ガイコツ祭」とも呼ばれている。詳しくは他に譲るが、映画「リメンバー・ミー」を見るといいかもしれない。骸骨をモチーフにしたユニークなお土産も多い。カスティーヨ家から1ついただいてきた。

不気味なものではなく、陽気な親しみやすさをもっているよう。すでにテオティワカンの時代から、骸骨=祖先を敬う風習があった。

もちろん、メキシコ自治大の壁画にも骸骨が描かれている。

2007年登録

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